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しかし、最終的にはSARS危機が終息するまでに、政府は合計三・五億元(約四七億円)の財政割当金を供給してくれたので、病院はSARS危機対応における医療活動のコストと危機後の現状復帰工事の費用を賄うことが出来たLという。お寒い日本の病原体対策。国をあげてSARS撲滅に取り組んだ成果である。これに対して、わが国の危機管理はお寒い状態と言わざるをえない。その証拠に危険な病原体を扱える実験施設「BS」4(別名P4)」が機能していない。
確かに日本にも、BSL4施設は国立感染症研究所(東京都武蔵野市)と理化学研究所(茨城県つくば市)にある。しかし、いずれも地域住民からの理解が得られず、リスクの高い病原体を扱う研究ができなくなってしまった。このため、エボラ出血熱などが疑われる患者が発生した場合でも、国内では血液などの試料からウィルスを分離する最初の診断ができない。研究の狙いは無論、テロ対策ばかりではない。新型肺炎(重症急性呼吸器症候群口SARS)や人間にも被害を及ぼす鳥インフルエンザなど、近年、新たな感染症の登場に関心が集まっている。
BSL4施設を使った病原体研究は、国民の健康や疾病予防に直結する重要な意味を持っている。二〇〇五年三月に発表された国民保護法による基本指針でも、生物兵器については、「人に知られない散布が可能で、散布の判明時には既に被害が拡大している可能性がある。感染源や汚染地域を特定し、病原体の特性に応じた医療活動、蔓延防止が必要Lとある。さらに、医療活動等を実施する際に留意すべき事項として、「①核攻撃等または武力攻撃原子力災害巨首相は都道府県知事に対し、
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川崎協同病院(川崎市川崎区桜本)で一九九八年一月、呼吸を助ける気管内チューブを抜き取り筋弛緩剤投入などにより男性患者(当時五八歳)を窒息死させたとして、医師・須田セツ子被告(五〇歳)が殺人罪に問われた事件である。判決公判が二〇〇五年三月二五日、横浜地裁(広瀬健二裁判長)で開かれた。
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